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競馬予想 2018.9.9 第63回京成杯AH(GⅢ) 芝1600M

競馬予想 2018.9.9 第63回京成杯AH(GⅢ) 芝1600M



自信度:C



ひと夏使ってきた馬と休養明けの馬が混同し、調子面の見極めが難しい。
しかも、勝てばサマーマイルシリーズを取れる馬が複数おり各陣営の思惑が複雑。
正直に言ってかなり難しいレースだ。
それでは、展開を見ていく。



展開

逃げ候補が複数いるが、ウインガニオンがブリンカー装着で逃げ宣言。
そうなったときに、他の逃げる可能性がある馬がどう出るのかが展開を分ける。
隊列は以下の通り。


逃げ:⑫ウインガニオン
先行:①ミュゼエイリアン、②ロジクライ、⑤ロードクエスト、⑥ショウナンアンセム、⑨ヤングマンパワー
中段:⑦ヒーズインラブ、⑧ダイワリベラル、⑩ミッキーグローリー、⑮ベステンダンク
差し:③トーセンデューク、⑪ストーミーシー、⑬ゴールドサーベラス
追込:④メイショウドラフタ、⑭ワントゥワン


先行勢がどう動くかだが、ショウナンアンセムやミュゼエイリアンなどは、前走ハイペースで負けている。
おそらく瞬発力勝負のほうが勝てる可能性があると踏んでいるはず。
それは、ロードクエストやヤングマンパワーも同様で、無駄な先行争いをしないのではないか。
先行馬が軒並み人気がない点も、そうなる可能性を高めている。

道中はある程度のペースかもしれないが、馬場がいいので最後まで粘れるペースで推移するだろう。
その一方、有力馬は折り合いに専念しないといけない馬ばかり。
ロジクライも難しい馬だし、ミッキーグローリーやストーミーシーも同様。
ヒーズインラブやワントゥワンは後方から勝負する馬で展開に左右されてしまう。
となれば、道中も動きはないはずだ。

おそらく一番早く動かなければいけないのはミッキーグローリー。
ロジクライを自分で捕まえに行かないといけないので、一番しんどい競馬。
ヒーズインラブがワントゥワンをサポートする可能性がわずかに残るが、その可能性は非常に低いと読む。

直線は、思惑通り先行勢が軒並み粘る展開。
おそらく後方から外を回さないといけない馬はしんどい展開で、先行馬もしくは内枠の馬が軒並み上位になるのではないか。



実力

買いたい馬
②ロジクライ
前走が非常に秀逸。
その割に斤量面でも恩恵があり、しかも展開が向く。
折り合いがつきやすい内枠に入り、マイナス要素が見当たらない。
実力、調子、展開が全て揃っているので当然の軸だが、折り合い面に課題がある。
新春Sのように1着は取りこぼして前を捕らえきれない可能性が残る。


まだ買いたい馬
⑬ウインガニオン
連戦の疲れが残っている可能性があり、調子が心配。
とはいうものの、今回は人気があまりにも落ちすぎている。
前走は58キロだったのだから、陣営も勝負してきていなかったはず。
あえて抑える作戦に出たのもその証拠で、逆に今回は逃げることが明白。
斤量面でも有利になることから、買わなければいけないし、1着も十分に考えられる。

⑦ヒーズインラブ
安田記念は歯が立たなかったが、ダービー卿CTの内容が秀逸。
勝負どころで自分から仕掛けて非常に好タイムで、力だけでいえばここでは完全に上位。
ただ、ここで勝負してこないことから調子面だけが心配の分、この評価になる。


微妙な馬
③トーセンデューク
近走は展開が向かないか、馬場が合っていないかで凡走続きだが、ようやく絶好の舞台がやってきた。
持ち時計を持っている馬が、高速馬場で内枠、斤量減。
昨年は外枠かつ勝負どころで詰まった分5着だったが、最近はある程度前にもいける。
年齢を考えると厳しいかもしれないが、好走するとすればこのレースしかない。

⑩ワントゥワン
前回もパスしたが、展開が向いてしまって2着。
ただ、この馬は牝馬で、毎回勝負レースをしていると必ずツケが回ってくる。
前走と違い外を回るロスが生じる上に、展開も微妙。
積極的に買える馬ではない。



買いたくない馬
⑤ロードクエスト
復調気配だが、やはり先行すると瞬発力が鈍る。
前走で時計面でもある程度対応できることがわかった点も収穫だが、上位争いするには一押し足りない。
今回は他馬との比較でくる可能性がわずかに残るが、人気を思えば手を出せない。

⑥ショウナンアンセム
やはり、前走で持ち時計がない弱点が露呈した。
このランクのレースでは実力が追いついていない。
ただし、今回のみ展開は向きそうなのでわずかに可能性はある。

⑨ヤングマンパワー
確かに前走の内容はよかった。
しかし、この馬は元々瞬発力を身上とする馬で、それが近走鈍っている。
今回はまさしくそれが求められる展開で、上位までは厳しいと見る。

⑪ストーミーシー
ダービー卿CTの内容と着差からいえば買えそうに思えるが、この馬は他力本願。
この馬が来る展開なら他の差し馬も来ると思われるし、調子も微妙。
今回は買わないほうがいいのではないか。

⑩ミッキーグローリー
昇級初戦のハンデ戦で斤量が有利なことから、セオリーでいけば買う馬になる。
ただし、今まで走ってきたタイムが非常に平凡。
折り合いに気を使わないといけない馬なので、時計を詰めることができるのかに疑問が残る。
また、展開的にも自分から仕掛けないといけない立場。
一番割に合わないため、今回は静観が妥当と判断する。

⑮ベステンダンク
前回が完勝なだけに一見魅力的に映るのだが、タイムも相手も平凡。
今回は外枠なこともあり、静観が妥当だろう。




結論・買い目

全ての馬が一長一短で賭け方が難しいが、配当が狙える可能性があるレース。
思い切って馬単を賭けてみたい。

ということで、買い目は、
馬単:②⇔③⑦⑩⑬
馬単:⑬→③⑤⑥⑦⑨
となります。

ロジクライが来る展開なら少しはペース的に流れているので、力のない馬は来ない分点数は少なくなります。
逆に、来ない展開であればスローが予測されるので、実力のない先行馬が残る想定です。
よろしくお願いします。

なお、セントウルSは自信度Dのため、省略させていただきます。
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